「ファーストペンギン」実話本でドラマを楽しむ3つのポイント!

ファーストペンギン実話本 現在、放送中

「ファーストペンギン」の基になった実話本『荒くれ漁師を束ねる力』坪内知佳著(朝日新聞出版)から、ドラマを楽しむ3つのポイントを解説します。

ポイント1 覚悟

覚悟

本の著者・坪内知佳さん(奈緒さん演じる和佳のどか)の仕事にかけるパワーがものすごい!

  • 海の男たち(漁師)と取っ組み合いの喧嘩をしたり、
  • 獲れた魚を漁協を通さずに加工・販売することで、漁協からの大反対、嫌がらせにあったり、
  • 24時間保育に子供を預けている時間内に新幹線で大阪に行き、顧客開拓に奔走したり、
  • 漁業者の将来を見据え、クレームを恐れずに、漁師たちに魚の加工、発送、営業などを任せたり、

肝の据わり方がハンパないんです。シングルマザーだから、自分の手で子供を育てていかないといけないという事情はもちろんあります。
でもそれだけではなく、、坪内さんは「死」を覚悟する経験をされていたんですね。大学生の時、突然の高熱が連日続き、原因不明、「悪性リンパ腫」の可能性があると告げられます。余命半年。あと半年で、自分という存在がこの世からいなくなってしまう。その虚しさと恐怖から、腹を括る覚悟が作られたようです。死ぬことに比べたら、仕事の苦労なんてかすり傷。そんな心境になられたのでしょう。でもその後、悪性リンパ腫ではなく、EBウイルス感染症及び化学物質過敏症とわかったそうです。

ポイント2 ビジョン

壮大なビジョン

坪内さんのビジョンが壮大!
萩大島という一船団の立て直しは、日本全体の漁業の発展へと繋がり、それは漁業にとどまらず第1次産業全体を見据えています。
でもその元にあるのは、身近なところから。後になってからわかった化学物質過敏症は、実は子供の頃からあったんですね。食べ物に含まれる微量の添加物でも微熱や息苦しさが現れ、給食が食べられなかったり、仕事でも会食で食べた牛肉が体に合わず、救急車で運ばれることもあったそうです。
だから、自然の食べ物をとることが生きるために必要だったのです。そしてお子さんを育てていく中で、食の安全性への想いが強まっていったんですね。
その想いはお子さんにとどまらず、未来を生きる人たちにも、新鮮で、安全で、本当においしい萩の天然魚を食べてほしいという想いに繋がります。そして、海は世界中に繋がっています。萩大島の漁業を守るためには、日本の漁業そのものを守らないといけない。島の豊かな生活と、日本の刺し盛り文化を守っていきたい。
私たちがご先祖様からいただいた日本の豊かな自然の恩恵は、ご先祖様に返すのではなく、未来の子供たちに、未来の日本に送っていく。「恩を返す」のではなく、「恩を送る=ペイ・フォワード」。知佳さんが営業を始めた当初、何の見返りもなく大切な知り合いを紹介してくれた経営者から教えられた精神です。

ポイント3 人を想う

人を想う

お子さんをはじめ、漁師の仲間たち、支えてくれた人たちへを想う心が素晴らしい! それだけではなく、今は生きづらさを抱えていても、未来を背負う若い人たちを想う気持ちも素敵です。
経営が軌道に乗っていく中で、新たな人手を確保する必要が出てきます。「萩大島船団丸」の取り組みがテレビや雑誌などで取り上げられるようになると、船団丸の漁師になりたいという問い合わせも増えてきます。その中には、家庭環境からグレてしまい、アルバイトさえまともに続いたことがない子や、若いうちに家族を亡くした子、引きこもりがちだった子、就職試験に失敗した高学歴組など、様々な背景を持つ人達がいます。でも彼らはそれぞれに、どうしようもない事情を抱えていたり、ささやかな夢や意地を持っていたりします。
“ふつう”を求める世間一般の企業では表面的に判断されて、なかなか採用されません。しかし、彼らのはみ出したエネルギーにこそ、漁業を変える大きな力が宿っているのではないか。様々な個性や思いを持つ人たちが集まるから、大きな力に結集していく。そして、知佳さん自身が「萩大島船団丸」という居場所をもらったように、彼らにとってこの萩大島の海が新しい故郷になるといい、と考えるのです。
彼らを含めた船団員たちみんなが、「この会社で働きたい」「ここにいたい」と思えるような幸せな会社を萩大島に作りたいと、坪内さんはおっしゃっています。

まとめ

ドラマのモデル・坪内知佳さんの実話そのものが、ドラマ以上にドラマチックでした。そこには、他者を想い、他者と共に、自分のやりたいことをしていく、それが大きな取り組み、ビジョン、自他の幸せに繋がっていく、これからの時代の働き方、生き方、経営者の姿がありました。
もし、「ドラマの基になっている実話そのものをまだよく知らないー」という方は、こちらの記事をご覧いただければと思います。
いよいよ3日後、10/5(水)スタートの「ファーストペンギン」が楽しみでなりません♪
本日も最後までお読みくださり、どうも有難うございました。


p.s.私、実際に、坪内さんが経営されている「SENDANMARU」で、鯖缶を買ってみました。

SENDANMARUの鯖缶

そしたらこれが、実に美味しいんです!! 普段買ってるスーパーのものより、自然な味わいはもちろん、使ってる油もギトギトしていないし。値段はスーパーより全然高いですが、安くても体によくないものを食べては本末転倒ですよね。缶詰一個でも送料無料だったし、萩から東京まででもすぐに届くし、ネットの購入手続きもスムーズだし♪ 一度試してみるの、アリです(*^^*)


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新刊本も早速読んでみましたら、、感動して涙( ;∀;) 笑って涙( ´艸`) 付箋が山ほどついてしまいました!! 前著で紹介されている逸話ももちろん紹介されていますが、前著よりもさらにブラッシュアップされて、最近の動向、そしてこれからの展開が楽しみになる新著でした。両方読んで、損はない本でした(*^^*)

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第1話と最新話はTVer、過去話はhuluで見られます。

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