「僕の妻は発達障害」の作者ってどんな人?

僕の妻は発達障害 僕の大好きな妻!
画像出典:新潮社

6/4のドラマ「僕の大好きな妻!」スタートに向けて、原作「僕の妻は発達障害」の作者、ナナトエリ・亀山聡さんについて、深掘りしていきます。

出典:Twitter「僕の妻は発達障害_公式 祝 TVドラマ化決定」

「僕の妻は発達障害」作者 ナナトエリ・亀山聡さんの関係は?

「僕の妻は発達障害」(月間コミックバンチ/新潮社)は、発達障害のある北山知花(32)と、漫画家のアシスタントである北山悟(30) 夫婦の物語です。
そして、作者のナナトエリ・亀山聡さんもご夫婦で、ナナトエリさんには発達障害があり、亀山聡さんはアシスタントではなく、ご夫婦ともに漫画家さん、東京都在住です。亀山さんは実際、アシスタント歴が約15年と長かったそうですが、ナナトさんはアシスタントには向いていなかったそう。。

お二人の出会いは、なんと、Twitter! 北海道で洋服店の店長をしていたナナトさんが、漫画家になりたいという夢を実現するために上京するにあたって、漫画関係の知り合いが一人もいないということで、Twitterでその道の人を探したそうです。そこにヒットしたのが「漫画家のアシスタント」というプロフィールの亀山さん! そこからメッセージをやり取りしてリアルでも知り合いになり、結婚へと進んでいったんだそうです。ナナトさんが東京に来て暮らしたのが、あの「トキワ荘プロジェクト」。下の動画でそんなことを語っていらっしゃいます。


なのでこの作品は実話?ノンフィクション?って思いがちですが、そうではないんですね。発達障害を持つ当事者の目線から、実体験を交え、知花と悟という若い夫婦が、日常の中で起きるハプニングと向き合いながら、支えあう姿を描いています。そして、お二人の特性がうまい形で噛み合うことで、二人で描く形になったんですね。発達障害についての情報提供をしている「LITALICO(りたりこ)発達ナビ」から、お二人のメッセージを引用させていただきます。

ナナト:私は発達障害の特性もあって、根気強く原稿を仕上げるのが苦手でした。その反面、アイディアを出すことや行動は早い一面があります。夫はその逆で、根気があって腰が重いタイプ。お互いの得手不得手を合わせてみた結果、2人で描く今のスタイルになりました。

引用元:LITALICO発達ナビ

亀山:発達障害当事者・そのパートナー、という立場の異なる2人で制作するため、一方的でないバランスの取れた視点が保ちやすくなっているのではないかと考えています。

引用元:LITALICO発達ナビ

「僕の妻は発達障害」作者 ナナトエリさんも姉さん女房?

作品の中では、知花は32歳、悟は30歳、知花のが2歳年上の姉さん女房。普段の暮らしぶりを見ると、知花のが年下のイメージです。でも顔つきをよ~く見ると、くっきりとした顔立ちは、なるほど、知花のが年上かもね、と思えてきました(*^^*)

画像出典:コミックバンチWeb(第1話)

では、ナナトエリさんも姉さん女房なんでしょうか?? はい、ご本人も同じく、ナナトエリさん32歳、亀山聡さん30歳(2022年4月現在)です。

「僕の妻は発達障害」作者 ナナトエリ・亀山聡さんも猫と暮らしてる

知花・悟夫妻には、一緒に暮らしている猫ちゃんが2匹います。下の場面は、倒れているママ=知花を助けようと、必死にペロペロしている「ぺう」♂と「かしこ」♀です。

画像出典:コミックバンチWeb「第1話」

そして、ナナトエリ・亀山聡さんも、猫ちゃんと暮らしています(*^^*) 「ナナトエリ 亀山聡」の「note」No5(2021年2月13日)に、一緒に暮らしている♂猫ちゃんが登場しています。「ぺう」と同じ、黒・白の毛色がかわいい子です。

画像出典:「ナナトエリ 亀山聡」の「note」No5

そして、こちらが♀猫ちゃん。「note」No4(2021年2月13日) に登場しています。やはりこちらも、「かしこ」にそっくりですね。ちょっと寂しい表情をしているのは、「壁に張り付いてたう〇こ事件」が発覚した後だからのようです(;^_^A(「壁に張り付いてたう〇こ事件」はNo4をご覧ください。超かわいいエピソードです(*^^*))

画像出典:「ナナトエリ 亀山聡」の「note」No4

そしたら名前もペロとかしこ?と思いきや、残念ながらそうではありません、♂猫ちゃんが「パッツン」ちゃん、♀猫ちゃんが「シェフ」ちゃんでした。こんなかわいいパッツンちゃんとシェフちゃんがいたら、もう絶対、家を空けられなくなりますね(*^^*)

Twitter「ナナトエリ『僕の妻は発達障害』ドラマ化☆」

「僕の妻は発達障害」作者 ナナトエリ・亀山聡さん 他の作品は?

ナナトエリ・亀山聡さんお二人での作品は、「アナグマの気持ち」(週刊モーニング)です(左のリンク先のページをスクロールしていくと、「モーニング 2019年19号」が出てきます)。研究にすべてを懸ける“引きこもりパパ”が、最難関のテーマ「家族」に挑む、ちょっぴり個性的な家族の変容を描く特別読み切りです。

画像出典:トキワ荘プロジェクト

ナナトエリさんお一人の作品としては「未中年」。編集プロダクションに勤める片山亜弥・40歳が抱えている悩み、心の叫びを描いた作品で、原作は、“諦めきれない女子のカリスマ”ジェーン・スー氏で、漫画がナナトエリさんとなっています。

画像出典:amazon

ナナトエリさんはこの他、「コミックでわかるアドラー心理学」「マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ 新装増補版」の漫画を描かれています。

亀山聡さんも、「まんがでわかる トヨタの片づけ」の漫画を描かれています。こういう漫画を使った本も、漫画家の先生が書いた漫画で構成されているんですね、今まで考えたこともなかったです、なるほど~(*^^*)

「僕の妻は発達障害」の作者ってどんな人? まとめ

「僕の妻は発達障害」作者のナナトエリ・亀山聡さんは、作中の知花・悟のモデル的な存在でした。実話ではないけれど、実体験を交えて書かれているので、発達障害のある人にとって、とても共感される作品となっています。発達障害のない人にとっても、発達障害というものがどういう障害なのか、また、障害のある・なしに関係なく、誰でもそれぞれ異なる個性、性格を持っているのだから、“健常”とか“障害”といった区分けを超えて、誰でもが不自由なく暮らせる社会を考えさせてくれる作品でした。

東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
土ドラ『僕の大好きな妻!』
2022年6月4日(土)~7月23日(土)予定<全8話>
毎週土曜日23時40分~24時35分

僕の妻は発達障害」は、現在3巻まで発売中です。まだ1巻も持っていない方は、1巻~3巻のセットがおすすめです。「コミックバンチ」で連載中、こちらは無料で読めます。原作はもちろん、ドラマ「僕の大好きな妻!」も益々楽しみになってきました♪

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