【僕の大好きな妻!】原作『僕の妻は発達障害』のあらすじ解説「第1巻」

第1巻 僕の大好きな妻!
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【僕の大好きな妻!】原作『僕の妻は発達障害』(ナナトエリ・亀山聡/新潮社)のあらすじを解説します。今回は「第1巻」です。

僕の妻は発達障害「第1話 凸凹夫婦」あらすじ

漫画家アシスタントの北山さとる(30)が、手土産の金平糖をもって帰宅すると、いつもなら「おかえりぃ」と飛んで出てくるはずの妻の知花(32)が出てこない。。ドアを開けると、「うううー!」とうめき声をあげて倒れてている。。知花を助けようとペロペロ舐めているかしこ(1)ネコ雑種♀とぺう(1)ネコ雑種♂。服用した発達障害の薬が体に合わなかったのだ。そんなになっても夫の悟に連絡をしなかったのは、おしゃべりを自分でコントロールできなくなって、悟に迷惑をかけてしまうと思ったから。それは、知花の発達障害の特性の一つだった。

クラクラ
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社会人サークルで悟と初めて出会った頃は、目地からの強い大人の雰囲気の女性、に見えた。しかしその姿も、「私、変かもしれない」「見た目だけでもちゃんとしないと」と思う知花なりの努力だった。でも悟だって、自分は“できた”人なんかじゃないと思う。自分も、知花も、“できた”人なんかじゃない。夫婦って、そんなもの。


  • ドラマでは、知花に発達障害のあることがわかるところから始まるようですので、原作と違う点ですね。
  • 原作者のナナトエリさん/亀山聡さんは、ともにプロの漫画家さんなので、そこも原作とは異なります。
  • ネコちゃん2匹と一緒に暮らしているのは、ご本人と同じ(*^^*)

僕の妻は発達障害「第2話 出会いの話」あらすじ

知花の独特なコミュニケーションは、悟と出会った頃から。そしてその独特の感性に、悟は惹きこまれるものがあった。悟のリアクションに、知花は「あはは!」と笑ってくれる。その頃の悟は、漫画賞に応募するも、作品に面白みがないと落選続き、行き詰っていた。それだけに、知花に「おもしろい」と言われることに、驚きと喜びを感じていた。

知花はデパートで働いていたが、一度に一つの事しかできないという、発達障害による特性を持っていた。洋服を落としてしまう失敗を、悟がかばったことから、二人は電話でも話をするようになる。

電話でも知花の話は突然に他の話題に飛んだり、悟の言葉のニュアンスを理解できず言葉通りに受け取ったり。そんな中、「(悟の家にゲームをしに)遊びに行っても良いですか!?」との突然の発言に、悟も嬉しい驚き(;^_^A

ゲーム
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僕の妻は発達障害「第3話 普通って何」あらすじ

知花がゲームをしに遊びに来るとウキウキしていた悟だが、知花はネコ見会で出会った渡辺さんにも声をかけていた。二人っきりじゃない、一気に心がしぼむ悟。悟の家に着きゲームを始めると、笑ったり驚いたり、知花の反応がまた独特で強烈!渡辺さんと一気に盛り上がってしまう。。そんな光景に悟はプッツリ切れてしまい、
 悟「ぼ、僕と付き合ってください
 知花「どこにお付き合いしましょうか?」
 悟「い いえ、か、彼氏になりたいんです!」
 知花「成る程、わかりました」
一人で生きられない女とちゃんと生きていなかった男は、その後結婚した。

ということを思い出していた悟だが、ベッドから起き出ると知花から置手紙が。「探さないでください 知花」。

探さないでください
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慌てて探しに飛び出す悟。知花は過去に一度、死のうとしたことがあったのだ。知花が見つからず家に帰ってくると、「どこ行ってたの? おかえりー」と悟を出迎える知花。買い物に行くから探さないで、という意味だったのだ。しかも、以前金平糖をお土産に買ってきてくれたことがうれしくて、そのお返しにドリアンを買いに行っていた。独特な表現も、解釈も、伝えたい思いは一緒だった


第3話と第4話の間に掲載されている、原作読者の方からのコメントを一部抜粋してご紹介します。同じ発達障害のある方からの共感コメントです。

娘が発達障害です。知花ちゃんの行動、驚くほど似ています。18になりますが、子供のような側面と、大人らしいしっかりした側面と、大きな差がある特性です。

悟くんと支え合いながらの夫婦生活を見ていると、いつか娘にもこんな旦那さんが見つかるといいなと思いました。2人で小さな幸せをたくさん見つけている場面を電車の中で読んで、泣けてきました。

出典:「コミックバンチweb 応援コメントより」コミックシーモア

僕の妻は発達障害「第4話 仕事の話」あらすじ

知花は発達障害の診断後、引きこもっていたが、そろそろ再就職をということで、派遣会社に登録していた。知花はかつて販売職をしていたことがあり、アパレルショップの店員として働くことになり、張り切る知花。
ちなみに、ナナトエリさんは漫画家になる前、北海道の洋服店で店長をされていたそうなので、その後経験が知花の仕事にも生かされてるんですね。

アパレルショップ
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しかしお店でも独特のコミュニケーションで、お客様からは珍しがられ、服が売れることもある。しかし、お客様が手に取った服をキレに畳み直して陳列する作業をしなかったり、声が大きすぎたり、一緒に働く同僚からは白い目で見られる。店頭での接客から、裏の共有倉庫に回されるが、そこで、他店の服も一緒に全部整理してしまうという大失敗!!

ついにクビになるが、何が悪かったのかわからず、落ち込む知花。。でも悟だって、仕事で注意されたことが後になってわかることもある。誰だって少しずつ、少しずつ前に進んでいける。希望を持って生きていく。

僕の妻は発達障害「第5話 家事の話」あらすじ

悟は今月、仕事が暇なので、毎晩早く家に帰ってくることになり、知花が張り切って毎日の晩御飯を手作りしようとする。そんな知花を見かねて、たまには買って帰って来ようとか、茶碗洗いくらいしようと申し出るが、知花は猛然と反発する。そんな状況を、知花の主治医の宮森先生に相談すると、発達障害は家事をするのが大変なことがあるとのこと。家事にはたくさん工程があるので、優先順位をつけるのが難しかったり、どこまでやったら完了となるのかの判断が難かしかったり。だから、悟が手伝おうとすることで、あらかじめ決めていた順番が乱され、混乱してしまうのだった。順番にしていても、すぐに気が散ってしまうこともあるが( ´艸`)

家事に混乱
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悟の気遣いを断るのは、知花にとっては「仕事できなくて、家事もできなかったら、私なんの価値もない」から。でも悟は、「知花はすごい。難しいこともうまくいかないことも、いつも全力で頑張ってる。猫のこともよく見ているし。僕は知花を尊敬している」。

僕の妻は発達障害「第6話 お出かけの話①」あらすじ

今日4月1日は、二人の3回目の結婚記念日。上野公園に遊びに行くことに。豪華なお弁当を楽しむ二人。でも知花は、人の多い場所での会話が苦手。なぜなら、目の前の悟の声も周りの声も、同じ音量で聞こえてしまうのだ。

上野公園
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美術館を楽しむも、悟は絵画に夢中になり、知花は独りぼっち。悟はさすが、漫画家志望! 知花は学校の絵を見て、学生時代、変な奴とみられ独りぼっちだったことを思い出したり。自分の意志とは関係なく、体が勝手に動いてしまったり(チック症と言います)。いたたまれず、トイレの掃除用具入れの中に避難してしまう知花。そんな知花を見て、悟は「僕は知花に無理をさせない存在でありたい。僕の前では隠さないでいいんだよ」。噴き出す知花( ´艸`)


では最後に、原作に寄せられた読者さんからのメッセージを一部抜粋してご紹介します↓

私の妻はこの間、発達障害と診断されました。この事実がわかるまでどれだけ傷つけていたのか、わかってあげられなくて。この漫画を読んだ後、このコメントを書いていいものか考えながら、咽び泣いています。

出典:「コミックバンチweb 応援コメントより」コミックシーモア

僕の妻は発達障害「第7話 お出かけの話②」あらすじ

次は上野動物園♪ でもパンダやラインなど人の多いところを避けて見学。知花は、人や物と自分との距離がつかみにくいのだった。物理的にも、コミュニケーション的にも、自分と相手との距離を把握するのが難しいんですね。鳥の威嚇攻撃も、「知花のチックみたい!」と楽しむ知花。

でも子供の頃は、先生からも叱られて大変だった。。いやでも目立ってしまう知花とは反対に、目立たない存在だった悟。いつも一歩引いて人を見ていたせいか、ひとそれぞれの“理屈”を理解するのが面白い。それが、今の漫画家という仕事に繋がっているんですね。

そして悟は、ずっと買えないでいた結婚指輪を知花にプレゼント! 感覚過敏で外せなくなった時に備えて、サイズも緩めにした。

結婚指輪
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しかし知花は、トイレに行ったときに指輪を外してバッグに入れて、そのバッグを忘れてきてしまう。。悟にしてみれば、頑張ってお金をためて買った指輪なのに、、、知花と自分は違うとわかっていても、悪意じゃないとわかっていても、受け止めきれない自分が、とても情けない。。

僕の妻は発達障害「書き下ろし漫画」あらすじ

悟と知花は、電車で小旅行。他には誰も乗っていないので貸し切り状態♪

でも知花は、置忘れ防止のはずのウェストポーチを、前の駅に置き忘れてきてしまう。それを取りに戻る悟。「旅はハプニングがあった方が楽しめるよ」。独りぼっちの時間をもてあそぶ知花。その間、昔のいろいろなことが思い出されてくる。。

でも悟は、「知花の話は意外性があって面白いよ」「知花はよく動くから、見てて元気になるな」。
「悟くん いつもありがとう」。

【僕の大好きな妻!】原作『僕の妻は発達障害』のあらすじ解説「第1巻」 まとめ

第1巻では、悟と知花の回想シーンも織り交ぜながら、仕事で、家事で、お出かけ先で、知花の発達障害の特性と、それを理解し支えようとする悟、二人の試行錯誤の夫婦生活が描かれています。ドラマの中での百田夏菜子さんの演技が楽しみです♪ ドラマに向けて、ぜひ原作をお読みくださいね。電子版では、この後、編集担当さんの4コマ漫画「知らなかった発達障害」も載っていて、編集さんへのナナトさんの厳しい一言も笑えます(笑) もちろん、ナナトさんに悪気はないんですが(^_^;) 他の巻は下のリンク先からご覧ください。本日も最後までお読みくださり、どうも有難うございました<(_ _)>

第3巻
第3巻
第2巻
第2巻

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