【僕の大好きな妻!】原作『僕の妻は発達障害』のあらすじ解説「第3巻」

第3巻 僕の大好きな妻!
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【僕の大好きな妻!】原作『僕の妻は発達障害』(ナナトエリ・亀山聡/新潮社)のあらすじを解説します。今回は「第3巻」です。コミック、ドラマを楽しむためにお役立てくださいね。

僕の妻は発達障害「第14話 ぺうとかしこの話」あらすじ

かしこが、知花お気に入りのカーテンを引きちぎってしまい、かしこと知花がガチバトル。かしことぺうは、知花に発達障害があることがわかり少ししてから、保護猫譲渡会で譲り受けてきた二匹。キャットタワーを自分たちで作ることになり、作業に過集中になる知花。そんな時は悟は静かに見守るだけ。反動でガス欠になったら、悟の出番。残りの作業のつじつまを合わせるのが悟の仕事。最終的に出来上がったキャットタワーは、当初の知花の独創的で壮大なものからはかなり縮小してしまったが、最後に辿り着きたかったのは、お互いの笑顔だった(*^^*)

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僕の妻は発達障害「第15話 それぞれの事情の話」あらすじ

今日の知花はオトナモードに化粧して、以前働いていたアパレルのお店に忘れ物を取りに行く日。当時お店に迷惑をかけていたことも謝りたい。でも半年以上前の話。店長もいまさらいいけど、という気持ち。実は発達障害だったと打ち明ける知花。ならなんで、障害者雇用枠のあるお店で働かないのかと指摘する店長。障害者雇用枠だと、働ける職種が限られる。。でも私、障害者なんだから受け入れなきゃ、と諦める知花。。

店長には店長の事情がある。中学生の息子がいるシングルマザー。元ヤン、現ヤンママ。帰宅すると、ぜんそくの息子が苦しんでいる。学校を早退したらしい。「俺が咳してると、他の奴の邪魔じゃん。」・・・はっと気が付く母・店長。知花を“諦めさせる”存在になりたくない。派遣会社に電話し、来月の催事に一人採用したいので、以前働いていた知花を指名する(*^^*)

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僕の妻は発達障害「第16話 家族の話」あらすじ

最近巷では“毒親”が話題になっているが、知花は自分が“毒子”なのではと思っていた。以前働いていたアパレル店の催事に再雇用してもらった初日。この仕事の経験も長く、しっかり職務をこなしている。そんな時、知花の両親が旅行で近くに来たので、悟にこっそり連絡を取り、知花の職場を除きに来る。慌てる知花。知花の両親とて、父は慌て者、母もうっかりもの、その二人を足して2で割った知花だけが発達障害と言われても。。と戸惑っている父。

父、母、悟がお茶しているところへ、休憩時間の知花がやって来た。知花「私のこと見に来たなら帰って」。母「はー。またそうやって、あなたは本当に難しい子」。。対立する母娘。

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僕の妻は発達障害「第17話 母と子の話①」あらすじ

4人一緒で久しぶりの食事。「スプーンを加えながらしゃべらない!」「口に物を入れてしゃべらない!」など、知花を叱る母。動作がぎくしゃくする知花。ピリピリしている。。子供の頃から口うるさく言ってしまい、嫌われているという母。あの子のことを何もわかっていなかったのに…。

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大人になって家を出て行った後も、知花はちゃんと生きているのかしら? メールで生きていることを確認するだけ。当時は、発達障害という障害について、父・母はもちろん、世間にもあまり知られていなかった。でも、悟と出会ってから、知花は変わった。知花の笑顔も見られた。「もしもはじめから私たちが、知花を発達障害だと知っていたら、今も寄り添っていられたのかしら?」。

僕の妻は発達障害「第18話 母と子の話②」あらすじ

知花は正直にありのまましゃべったつもりでも、相手には違う意味にとられてしまう。「私のこと見に来たなら帰って」という母への一言も、知花にとっては一度に一つの事しかできないから言っただけ。でも母には「嫌われている」と勘違いされてしまうのだ。子供の頃の記憶。悟はおぼろげながらあるが、知花は記憶が欠けたパズルみたいでバラバラ。。今なら、母の気持ちもわかる。悟と出会い、「お母さんに理解してほしい」という期待も諦められるようになった。でもお母さんには、「私にはこうなってほしい」みたいな期待があるような気がする。それがどんな期待なのか、今では忘れちゃった。。

でも母に、検査で発達障害だったことが分かったと伝えると、「何かの間違いでしょう!?」とうろたえる母。でも、「天才なのね? ピカソもジョブズも坂本龍馬も、そうだったらしいじゃない。あなたにもきっと何かあるから、私たち応援してる!」。やはり、母と知花は繋がっていたのだ(*^^*)

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僕の妻は発達障害「第19話 そんなつもりじゃない話」あらすじ

萬坊先生が徹夜の仕事の無理がたたってぎっくり腰、悟もひと月仕事がなくなる。知花からは、好きな漫画を描けば?とアドバイスされる。知花の方は失敗しながらも、催事場での仕事を続けている。同僚の青木さんは店長に、「北山さん(←知花のこと)ってミス多くないですか? いずれおおごとになりそう。。」と質すが、店長は「おおごとってなんですか? 対処すればいいだけのこと。北山さんが入ってきてから、催事場の売り上げも伸びています。お客様からお褒めの言葉もいただきました」。釈然としない青木さん。青木さんは、スタッフの休憩時間が押してしまうので、知花に休憩をとらせようとするが、知花は自分の仕事が終わるまでやり切ろうとする。「私、休憩時間半分でいいです!」と知花。青木さん、心の中で「こいつ、弱者ぶって、やる気アピールして、店長に媚び売ったな!?」。

僕の妻は発達障害「書き下ろし漫画」あらすじ

知花は子供の頃、道を歩いているとあっちにフラフラ、こっちにフラフラ、父と一緒に道を歩いている時にはどぶに落ちてしまった。

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知花が悟と一緒に北海道に帰省してきた際、家に帰る道すがら、知花と悟が川に落ち、父も自ら川に入り、みんなで大笑い。「いつからでも良い。僕たちは今からでも知花を知りたい」。もちろんその後、「またこんなに汚して~!」と叱られる父と娘(*^^*)

【僕の大好きな妻!】原作『僕の妻は発達障害』のあらすじ解説「第3 巻」 まとめ

第3巻では、知花と母・父との親子の関係、知花と職場との関係が描かれています。親子の関係も、職場での人間関係、知花への見る目も、知花が発達障害であることがわかり、次第に良い方向に変わってきました。しかし職場の同僚からは、まだ認められていない。。気になる今後は、6/9発売の第4巻で見ていきたいと思います。ぜひ原作で予習、復習して、ドラマをお楽しみくださいね。他の巻は下のリンク先からご覧ください。本日も最後までお読みくださり、どうも有り難うございました。

第2巻
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